-Death On The Stairs-

So baby please kill me Oh baby don't kill me 浦和とかサッカーとかサブカルとか。

さよならを教えて 浦和レッズ”超個人的”選手名鑑2017(レンタル放出組)

さよなら...今、全ての人に贈る最後の言葉...。

戸川純というよりも、CRAFTWORK的なそれ。


さよならを教えて FULLver.

 

すんません、出オチです。.

...いや、こういう陰惨な曲と記事が全然関係ないので、もう少し素敵な曲を冒頭に貼ります。


never young beach - 明るい未来(official video)

ええな、このバンド。

明るいかまボイラー的な(伝わらない例え)。

 

さて今年も色々な別れがございました。

願わくば新天地で素晴らしい未来がありますように。ゴッドブレスユー。

 

 

ー 大谷幸輝 GK →アルビレックス新潟へ完全移籍

遂に来てしまった。とはいえ20代の働き盛りのGKをベンチに置いておくのは、チームのためにも、本人のためにもよろしくはない。昨年はいよいよ第2GKとしての地位を安定させ、特にルヴァンカップではチームを決勝に導く大きな役割を果たした。浦和生え抜きGKらしく、セービング・シュートストップは高水準。ハイボール処理もまぁまぁ。足元は普通。では西川を超えられるポイントがあるのか、と問われるとそこは難しいところ。なんにせよ、戦力としてきちんと活躍できるクラブに行くのは何も悪くはない。さらば、モノノフよ。私は君のことが好きだった。新潟で愛してもらってくれ。

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- 加賀健一 DF(RB/RWB) →モンテディオ山形へ完全移籍

予想通りミシャ式RBへの適応に苦しんだ。このポジションでプレーするには攻撃力とアジリティが物足らず、結果として森脇のバックアッパーを務める...までの信頼を得られなかった。ようやくベンチ入り出来るようになったか?と思いきや怪我してしまうなど、ついていない部分もあった。この辺は石原とも被るが。今シーズンは「狂ったように浦和を集めている」モンテディオに活躍の場を移すことになる。4バックの右SBないしはスイーパーとしてならまだまだ出番はあるはずで、今度こそ真価を発揮できるはず。

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ー 永田充 DF(CB)→東京ヴェルディに完全移籍

ミッツンバウアーも昨シーズンはほとんど出番なし。現代型リベロたる遠藤にその座を奪われてしまった。とにかく出来るポジションが一つだけ、というのがミシャ的には使いづらかった。足元の技術は確かなので、せめてボランチなどが出来れば延命できたはずなのだが。あとは怪我の多さにも悩まされた。ヴェルディがどのようなサッカーを志向していくのかは分からないが、J2というカテゴリーで「前線にボールをけり込むマシーン」と化したとき、もしかしたら真価を発揮するのかもしれない。本人がどう思うかは分からないが。

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- 岡本拓也 DF(RB/RWB/CB)→湘南ベルマーレ期限付き移籍延長

タイトでハードなディフェンスと、運動量。そして意外な攻撃性能を持つ、浦和ユースの秘蔵っ子。フィンケに見出された逸材も浦和ではなかなか定位置を奪えずにいたが、湘南ではしっかりとポジションを確保。得点まで決めた。恐らくチョウ・キジェ監督のイケイケサッカーとは相性が良いのだろう。よくよく考えるとあの強かった浦和ユースと雰囲気が似たチームだ。だからこそ、直輝も蘇りつつあるのかも。なんにせよこのポジションの有望株をみすみす手放すのはバカらしいので、今年もチョウ軍曹のもと鍛錬に励んでもらおう。

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- 橋本和 DF(LWB/LB) →ヴィッセル神戸へ完全移籍

もったいない あぁもったいない もったいない。何故手放した!と嘆かざるを得ない。浦和に絶対的に足りない「クロス制度」を持った高性能の左WBだったのに!!!案の定神戸では早々に定位置確保すると、2ndステージの躍進にしっかりと貢献していた。峻希と両翼を組むとかなんの冗談か。「浦和よ こいつらを手放すとは 正気か」コンビという感じ。とはいえ、浦和においてのライバルは宇賀神ではなく、槙野になってしまっていて、それは恐らくWBとしては「ドリブルの精度」が不足している、というミシャの判断だったのだろう。理解は出来ないが納得するほかない。お願いだから活躍しないでくれ。浦和戦では。

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- 茂木力也 DF(CB/RB)→モンテディオ山形期限付き移籍

「浦和の選手を狂ったように(以下略)」戦略によって山形へと招集された浦和ユース育ちのDF。昨シーズンは愛媛にレンタル。良い日本人選手の少ないポジションとはいえ、いきなり33試合に出場と定位置を確保。愛媛の監督と共に山形に向かうということで、かなり木山っちに気に入られたということだろう。足元の技術確かなリベロタイプ。

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- 斉藤翔太 MF(OMF/CMF/ST)→水戸ホーリーホックへの期限付き移籍延長

試合経験を積む為に行ったJ2でなんと公式戦出場なし、と悔しい結果に。大変申し訳ないが水戸の試合は全く追っていないので出られなかった理由が皆目検討つかないが、単純に同ポジションの選手との戦いに敗れたということなのか。スピード豊かなアタッカーという印象があるものの、まだプロのピッチで何が出来るのかは未知数。とはいえ契約延長しての期限付き延長ということは浦和首脳陣もなんらかの可能性は見ているということなのか。

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- 山田直輝 MF(OMF/CMF/ST)→湘南ベルマーレ期限付き移籍延長

「浦和のハート」は昨シーズン終盤、ようやくその真価を見せつけた。ボールに触り動き回ることで真価を発揮するこのMFは、チョウ監督の要望にようやく合致。名古屋戦では残留への希望を捨てきれない敵チームを超絶シュートで沈黙させ「名古屋絶対殺すマン」としての面子を保った。名古屋サポからすればたまらんだろうが。正直終盤での動きを見ている限り、直輝は「ほぼ」絶好調時に近いコンディションになっているように思える。とにかくタフネスに動き、走るアグレッシブさが帰ってきた。かつては「和製スコールズ」と呼ばれたMFが、今シーズンJ2でどのような活躍を見せるのか、湘南からは目を離せない。そして、我々はやはり直輝の帰還を待ち続けている。

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- 石原直樹 FW(ST/CF)→ベガルタ仙台期限付き移籍

う~ん、この期限付きはどう判断すべきか。恐らく契約が残っているからなんだろうが。試合に出始めたタイミングでの怪我がキャリアを狂わしてしまった感はぬぐえない。興梠と同じく色々なことが出来る選手だと思うので、まだチャンスはあると思うのだが。反面今年は同じポジションにライバルが多すぎる。まずはチームでベンチを温めるよりも、試合勘を取り戻してほしいチームの気持ちと、主力FW二人を失った仙台との意向が合致した...というところ。役割がはっきりしている仙台であれば、大きな戦力になる気がする。

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- 阪野豊史 FW(CF)→モンテディオ山形へ完全移籍

「とにかく狂った(以下略)」戦略第3の刺客。栃木では今一つなシーズンを過ごすも、昨年は愛媛でキャリア初となる二桁得点を記録。とはいえやはり浦和では使い所の難しい選手で、モンテディオに新天地を求めた。なんとなく限られたチャンスを押し込むことにかけてはセンスがあるFWのような感じはするので、カウンター志向のチームには合致する戦力だと思う。J1上位のアタッカーには、残念ながら至ってはいないので、己の長所を磨いて頑張ってほしい。

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